パコと魔法の絵本
予告が始まった当初はあんまし興味なかったけど、ふと深夜の
BSで放送されてた舞台劇を観てから「これは観ておかな!」と
思った次第! なんて風変わりで泣かせるお話しであろう!
それがこの映画の原作となった『MIDSUMMER CAROL
~ガマ王子vsザリガニ魔人~』でした。
映画は舞台とはずいぶんと様変わりして、えらくカラフルな映像
とド派手な演出、そして豪華な出演陣! ここまでくると基本の
ストーリー以外は全く別物の作品とさえ思えてきますね。(^^ゞ
出てくる人出てくる人がみんなクセのある人達だらけで、
みんなテンション高くて、見た目はかなりポップな雰囲気ですら
あります。 加えてCGを多用したわざとらしいほどカラフルな
描写は邦画ではかなり珍しいんで、アクの強さが観る人をかなり
選びそうです。
しかし・・・それは表向きの顔。 実際は登場する人達のほとんど
には何かしら心や体に傷や病気を抱えた人達。 普通に描い
たらかなり引いてしまう様なキツい過去や現実を、この画風や
雰囲気があまり暗くならない様に調整しているかの様です。
「お前が私を知ってるってだけで腹が立つ!」そんなセリフ
が口癖のへそ曲がりオヤジ(大貫)の物語♪ タイトルになって
いるパコはぢつは主役ではないという驚愕の事実!Σ(゚ロ゚ノ)ノ
このへそ曲がりオヤジはホント「嫌な奴!!」って感じではあり
ますが、話しが進むにつれてなぜ彼がそんな人間になってしまっ
たかが描かれていきます。 そんな彼はなんだか自分にも通じる
所があってついつい感情移入。 彼が大泣きしてるシーンでは
オイラもつられて涙してしまいました。(T△T) ・・・が、それはまだ
この話しの前半部分でしかない! 映画はこの後、涙腺が緩む
様なシーンがいくつも出てきます。 それはぜしご覧になって確認
していただきたいものです。(^-^)b
泣かせるのはもちろん、笑わせるシーンもいっぱい!ヾ(@^▽^@)ノ
後半にはみんなの熱演が実際の映像になっちゃうファンタジック
なシーンもあってぢつに楽しいです♪
そしてなんつったってアヤカ・ウィルソン演じるパコが可愛い!!
これだけ屈託のない笑顔されたら大貫でなくたって「この子に
何かしてあげられる事は無いか?!」って思いたくなるもんです。
(* ̄▽ ̄*)
やぁ~映画でこんなに泣いたのって今年2度目だわ!
(1回目は『ONE PIECE チョッパー+』です)
いっぱい笑って、いっぱい泣いて、観終わったらちょっと優しい
気持ちで映画館を後にできる・・・できたら大人にこそ観て欲しい
ファンタジーです。 お薦め!(≧∇≦)ノ彡☆
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コメント
この監督の作品は、『下妻物語』もそうでしたが、独特の味がありますよね。
そして、アヤカ・ウィルソンちゃんは物凄く可愛いです。
投稿: ひろきんぐ団 | 2008年10月16日 (木) 11時22分
アヤカ・ウィルソンはカナダと日本のハーフなん
だそうです♪ 可愛いわぁ~☆(* ̄▽ ̄*)
こういう異質な邦画でないと出番少なそうだけど
頑張って欲しいです! ・・・セガールの娘くらい。
投稿: ガンヘッド♪→ひろきんぐ団様 | 2008年10月17日 (金) 01時43分
ガンちゃん私ね、あの怒涛のラストの演劇が、すんごくすんごく楽しかったんです。
あの辺り、涙がダダ漏れでした。
一番好きな共感度高かったキャラは、誰でしたか?
とらねこはね、ぶっちゃけ、あのピーターパン症候郡の精神科医。
ガンちゃんは誰かな?
みんながみんな、それぞれ頑張ってて、本当良かったな。
投稿: とらねこ | 2008年10月30日 (木) 00時51分
とらねこさん、いらっさ~い♪ヾ(@^▽^@)ノ
相変わらずTBが弾かれてすいません!
TVで観た舞台劇ですでに涙ダバダバだったんで、
映画館ではハンカチ準備してのぞみました!
笑っては泣いて、泣いては笑って・・・ぢつに忙しい
映画でしたねぇ。(* ̄▽ ̄*)
お気にぃキャラは土屋アンナだったけど、共感
度でいったら・・・やっぱ大貫かな。(^^ゞ
すっごい性格悪くて嫌なオヤジだけど、なんか
妙に自分と似た気もしてね☆
投稿: ガンヘッド♪→とらねこ様 | 2008年10月30日 (木) 20時38分