映画 クロサギ/銀幕版 スシ王子!
TVでドラマやアニメがうけたからって、安易に映画にしちゃうのって
どうなんでしょうねぇ? TVで放送してた話しなら、完結編や
番外編もTVスペシャルで放送してあげるのがその番組の
ファンへの一番の恩返しって気がするんですが・・・。
番組を欠かさず観てくれた熱烈なファンが全員映画館にも足を
運ぶとは限らないぢゃん? 予算や時間の都合もあるし、近くに
映画館の無い人だって居るわけだし。 逆を言えば映画観に来た
人がみんなそのドラマやアニメ観てたわけでもない。 当然ながら
TVからの伏線や人間関係なんかは、ドラマ観てなかった人には
チンプンカンプンなわけ。 これってドラマのファンにも、映画の
ファンにもけっこう失礼な事なんぢゃないかとオイラは思うの
ですよ。
今回の2本とも、もともとはドラマが前提で映画にこぎつけた物なの
ですが・・・「TVスペシャルぢゃダメなの?」って思いが強かったです
ねぇ。 や、意外と2本ともなかなか面白かっただけに余計にそう
感じてしまって。( ̄- ̄;
あ、ちなみにオイラ、2本ともドラマの方はほとんど観てませんです。
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映画 クロサギ
堀北真希と市川由衣の見分けが最後までつかなかった。(^^ゞ
(こういう事言うとファンに後ろから刺されるかも?)
・・・ま、それはともかく、けっこうなオールスター出演陣でいかにも
お金かかってそうですが、実際はどうだったのだろう?
とりあえず主役の黒崎(山下智久)がカッコいいのと、石垣を演じ
た竹中直人の悪役っぷりが存分に楽しめる作品であります♪
相川翔、飯島直子、加藤浩次の熱演も印象的!
山崎努の演技は重圧でいいけど・・・なんかセリフが聞き取り辛い
と思ってたのはオイラだけ? 邦画の大作でもよく大物俳優達が
揃ってゴモゴモ言う事あるけど、ああいうのが昔ながらの邦画の
伝統なのでしょうかねぇ?
内容は思ったより面白かったのでOK! でも、やっぱりなぜ
映画にしたのかはオイラには理解できません。
太陽のな~み~だ~♪(爆)
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銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~
いま時、実際に「ギョっ!!」とか言う奴が居るか?(⌒▽⌒;
(オイラは時々「ギャフンっ!!」とか言いますけどね)
なんだかもう真面目なんだかバカなんだか・・・その辺の曖昧さ
がすごく好き! チャウ・シンチーの『カンフー・ハッスル』や
『食神』のノリが解かる人ならかなりツボなお話しと言えましょう♪
やたら出演者がケガして出血するのもそのオマージュか?
けっこう男前な堂本光一がこういう変な役って・・・何気にいいね。
今回は特に釈由美子が目立ってます。 アクションも演技もいい
し、珍しくハキハキしたセリフ回しなのもステキ!(* ̄▽ ̄*)
『ちゅらさん』の“おばぁ”・・・否、リリー師匠が今回はなぜか若い
ギャルに変身しちゃうのも愉快! 石原さとみがノリノリで熱演して
るのもまた見所♪
難を言えば、アクションシーンでなぜか毎回画面がブレるんで
何してるのか分かり辛いってのがあります。 もしかしてキャストや
スタッフがアクション撮るの下手なの隠す為か? はっきし言って
ストレス以外の何物でもないんでこういう画はやめてもらいたい!
まぁ、お話しはマンガチックで好き嫌いもあるかと思います。(^^ゞ
むしろ、真面目な人が観たら怒り出しそうな内容ですらある。
何気に観る人を選ぶ映画と言えましょう。(ドラマもね)
とりあえず・・・観終わった後に“スシ王子ごっこ”がしたくなる!
おまえなんか・・・
(よっ!スシ王子っ!)
握ってやるうううっ!!!
ぶぁはははは!!(≧∇≦)ノ彡☆
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コメント
映画版『クロサギ』と映画版『スシ王子!』。
並べてみると、ドラマ→映画ということで、似た者同士のように思えますが、実際のところは違います。
『スシ王子!』は「アメリカに正しいスシ魂を!」ということで、作られることになった作品です。
そのためのスシ映画を作ることを最初に決めていたのですが、アメリカに戦いに行くまでの日本での修行の話として、宣伝代りに制作されたのがドラマ版『スシ王子!』なのです。
熱きスシ魂を持った監督が監督魂をホンノリ忘れて作ってしまった映画ということですかね。
私もドラマのほうは観ずに、映画のほうを観にいったのですが、バカ丸出しの作品となっていて、非常に楽しめました。
『クロサギ』に関しては、おっしゃるとおりだと思います。
「スシコプター!!」
投稿: ひろきんぐ団 | 2008年5月 5日 (月) 16時49分
ひろきんぐ団さん、いらっさ~い♪(^-^)/
こちらでは初登場ですね☆
あ、『スシ王子!』は映画の企画が先だったの
ですねぇ。(^^ゞ 視聴率が酷かった割りになぜ
映画されたのか、謎が解けました。
(シャリを極めるのに、なんでアメリカに渡った
のかも謎だったし)
ここんとこ邦画のがんばりが凄いですね!
出来や興行に関しては色々ありますが、特に若手
の活躍する元気な邦画の勢いがあるのは嬉しい♪
こういうバカ映画を撮ろうとする人達が居るので
あれば、邦画界もまだまだ捨てたものではないな
と強く感じましたよ。(^-^)b だって、映画って
やっぱ“娯楽の王様”だもん!
・・・ま、あくまで出来はともかく、ね。(^^ゞ
投稿: ガンヘッド♪→ひろきんぐ団様 | 2008年5月 6日 (火) 00時29分