カタコンベ
実在の場所を扱った映画っていいよね~♪(* ̄▽ ̄*)
それがホラー物だったりしたら・・・そりゃもう怖さ倍増!!
以前からTVなどでは見て「凄い所があんだなぁ・・・」と思ってた
地下墓地『カタコンベ』ですが、むしろこんな絶好のスポット
を今まで映画で使わなかったのが不思議なくらいですね。
先日観たばかりの『ラッシュアワー3』とか、『TAXi4』とか
『ドーベルマン』とか・・・オイラにとっておフランス、特に
フランス語ってのは優雅でシャレっ気があってオサレーな
イメージでしたが、今回かなり考えが変わりました。 暗闇で
フランス語でまくしたてられるのってこんなに怖いん。p(>_<)q
かなりビックリです。
海外の一人旅を推奨する人がよく「人生観変わるよ☆」なんて
言いますね。 や、それはそれでステキな事だと思います。
思います・・・が、それを他人にまで押し付け強制するのは
迷惑以外の何物でもないって気がします。( ̄- ̄;
オイラは「価値観はその人によってそれぞれ全く違うもの」と
思っています。 物の価値、時間の価値、経験の価値・・・幸せ
の価値においてもそれは同様と考えます。
今回の映画は、姉のそんな迷惑な押し付けを受けたばかりに
心身ともにボロボロになっていく一人の不幸な女の子のお話し
と捕らえてよいでしょう。
「自分の価値観をやたら押し付けると、
後で酷い目に遭うぞ!」
って教訓を教えてくれる映画です。(^-^)b
映画的には、この映画は半分以上が真っ暗な闇の描写って
感じですかね。 しかもほとんどのシーンが主役のヴィクトリア
(シャニン・ソサモン)の一人芝居ってのが面白い! なんか
一歩間違えたらかなりつまんない映画になっちゃいそうな設定
なのに、最後まで飽きずに観せちゃうのがこの映画のいい所♪
なんて言うのかな? 暗闇の表現のバリエーションが多彩!
音楽のメリハリもなかなかよい! 騒がしいミュージックから
一転、真っ暗闇で頼りない懐中電灯一本を頼りに一人ぼっち
になる静けさの恐怖! この音の対比が絶妙です。
またヴィクトリアの心情の表現もいいね♪ 得体の知れない
怪物に追われる中暗闇を逃げなきゃならない恐怖、言葉が
通じない不安感、人混みの中ゆえに見知らぬ土地で感じて
しまう孤独感・・・。 や、マジでヴィクトリアに同情しちゃうなぁ。
(>_<)
めっぱいドキドキして、嫌ぁ~な気分にドップリ浸れる映画です。
妄想力の豊かな人、暗闇や閉所が苦手な人、特にオススメ
の一本ですよん!ヾ(@^▽^@)ノ
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