ハリ-・ポッターと不死鳥の騎士団
映画版『ハリー・ポッター』も早いものでもう5作目♪(^-^)b
映画上では5年目、実世界でも6年になる。 そりゃ、まだ
当時はあどけなさも残ってたハリー役のダニエル君も、ハー
マイオニー役のエマちゃんも、ロン役のルパート君も・・・今
ではすっかり思春期真っ只中に育ってしまうわけです。(^^ゞ
そんなメインキャラ達に合わせるかの様に、初期2作のころの
『おはスタ!』で紹介されるような「夢と魔法の冒険の物語」的
な雰囲気はどこへやら? 前作『炎のゴブレット』に続き、今作
は更にダークでドロドロした重いお話しへと突き進んでます。
そりゃもう・・・魔法省の政治的圧力まで絡んできたり、それに
伴うホグワーツ学園存続の危機、はたまた理不尽なイジメに
よるハリーの孤立と苦悩、そしてほろ苦い初恋と・・・魔法が
絡まなかったらなんだかふた昔前くらいの学園ドラマを観て
る様な気にさえなってきます。(^^ゞ
「ソーリ! 行かないでくれよぉぉぉ!」
「よし! みんなで、あの夕陽に向かって走ろう!」
さて、今作『不死鳥の騎士団』は、原作でいうと中盤あたりで
ありましょう。 原作は一度も読んだ事はありませんが、恐らく
最後にはハリーと宿敵・ヴォルデモートとの決着が準備されて
いると思うので、ここでは総力戦を描くわけでもなく、その為の
説明と準備、そしてお互いのバックと決意を固める話しに留ま
ってしまってます。 この映画的に中途半端な状況なのが今回
の映画の評判がイマイチな理由なのかと考えられますがどう?
また、この映画の売りの一つでもあった魔法界でのスポーツ
“クィディッチ”が今作では描かれなかったのも不評の一因で
あろう。 特に初期のポッタリアンにとって「これは外せない!」
って物だっただろうに、これは大きいと思われます。
が、映画版『ハリー・ポッター』は「ハリーの成長の物語」と
捉えるなら、これは納得です。 前作までお約束の様に描いて
きた描写は出来るだけカットし、話しの流れを重要視した展開
を選ぶ。 これは英断であると言えます。
今回は“ストーリー重視”とは思いますが、ぢつは映像も今回
かなり気合いが入った描写が盛り沢山だったことに驚き!
ぱっと見は地味に見えて、ぢつは丁寧な計算された描写が
多く見られるので、目の肥えた映画ファンならかなり楽しめる
シーンも多いと思います。
不死鳥の騎士団が勢揃いするシーンはやっぱ燃える!
なんだ、ちゃんと映画らしいシーンも準備してんぢゃん。(^^ゞ
総評! 初期の1~3作は微妙だったけど、オイラは前作に
続き、今作『不死鳥の騎士団』もなかなか高評価です☆
もちろん「今後の展開も考慮して」って前提はありますが。(笑)
身も心もズタズタに傷ついて、何も出来なくなったハリーなんて
ちょっと見てみたくない? 今回はそんな邪なファンが喜ぶ様な
ダークで重い一本になってますよ♪(^-^)b
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コメント
(〃⌒ー⌒)/どもっ♪
いつもお世話になっております~。
ハリーは本当どんどんダークになっていますよねぇ~。
次回作あたりでは日本でもついにレイディングがついちゃったりして(´▽`*)アハハ
これからもどうぞよろしくお願いしますねっ♪
投稿: miyu | 2007年9月27日 (木) 01時06分
miyuさん、いらっさ~い♪ヾ(@^▽^@)ノ
“子供達の冒険ファンタジー”なスタートだった
ハリー・ポッターシリーズが、回を追うごとに
どんどんダークで重~い雰囲気になるとは予想も
しませんでした。(^^ゞ
でも、オイラは今の雰囲気のが好きです♪
また遊びに行きますね~☆(⌒▽⌒)/
投稿: ガンヘッド♪→miyu様 | 2007年9月28日 (金) 02時00分